Maya Kobayashi
ディレクター
小林 麻耶 / 入社7年目(※現在、育児休業中)
Q1.これまでの経験番組は?
「Nスタ」(TBS)
「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS)
「テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース」(TBS特番)
「報道の日」(TBS特番)
「改元特番」(TBS特番)
「選挙特番」(TBS特番)
「外国人記者は見た!」(BS-TBS)
Q2.今まで一番印象に残っている仕事は?
米空軍基地(アリゾナ州)での取材です。
「報道の日2018」(TBS)で、東日本大震災時のトモダチ作戦について米・アリゾナ州にある米空軍基地を取材。被災地での救援活動、言葉が通じないながらも、日本のために必死に活動にあたったエピソードは、胸が熱くなりました。米軍という遠い存在が身近に感じられる瞬間でもあり、貴重な経験もでき、この取材はとても印象に残っています。
Q3.テレビ業界を目指したきっかけとクラッキに入社した理由は?
世の中の“面白いこと”を人と共有できる仕事がしたいと思い、放送業界に就職。元は出身地である三重県のラジオ局でアナウンサー兼ディレクターとして仕事をしていました。テレビ業界を目指したのは、映像で人と感情を共有したいと思ったからです。ラジオでは、物事のディテールをすべて言葉で表現するのですが、取材などを経験していくうちに、映像を使った表現方法にも挑戦してみたいと考えるようになり、テレビ業界への転職を決めました。
クラッキを選んだのは、社長・副社長が父親のように親身になって相談を受けてくれる雰囲気が素敵だと感じたからです。希望する給料や働き方について、なかなか相談しづらいことでも、力になってくれます。
Q4.この仕事をしていて良かったと思うことは?
何と言っても“撮影現場が楽しい”ことです。
地方ロケでは、美しい景色を満喫できます。熊本県天草市の異国情緒漂う港町、北海道大樹町でのロケット発射現場、東京都三宅島の溶岩石に覆われた噴火跡地など、撮影のために様々な絶景スポットを訪れました。
グルメロケでは、おいしいものを食べられます。高級な松阪牛、北海道の新鮮な海の幸…「食べなければ正しくおいしさを伝えられない!」ということで、全国各地のおいしいものをたくさん味わってきました。
インタビューでは、歴史的な出来事に立ち会った方から直接お話を聞く機会もあり、知見が広がります。1964年東京五輪の開会式で飛行したブルーインパルスのパイロットや、1997年山一証券自主廃業時に会見を行った当時の社長など、歴史の節目に立ち会った方に直接お話を伺うことも少なくありません。
撮影現場では他の職業では体験できない経験をすることも多く、この仕事ならではの魅力がたくさんあります。
Q5.将来の目標
ひたすら新たな世界に触れ続けていきたいです。
放送とは、“新たな世界に触れたこと”で生まれる感動を共有できる媒体だと思っています。これからも、新しい情報に触れ、楽しみ、発信し、共有し続けていきたいと思います。
Q6.就職活動をしている学生に一言
テレビの仕事は、技術の習得、残業、仕事のダメ出しなど苦労する面も少なくはありません。体力が必要とされる状況も多々あります。
しかし、その分、毎日が新鮮で楽しく、テレビを通じて情報を発信するということに、やりがいも感じられる仕事です。
「おいしいものが食べたい」「仕事で海外へ行きたい」など何か一つでも楽しめるなら、この仕事に挑戦してみてください。制作現場でお待ちしています。